2006年12月10日
ユウヤへの想い
ユウヤと出会ってからどれくらい経っただろう?
振り返ってみると実はそんな経ってない事に気付いた。
初めて練習を見に行った日、ユウヤは茶髪でロン毛で(笑)
ある意味凄く飛び抜けて目立っていた。
地味な面々が多い長崎の中で違和感を感じる程に・・・
だけど、飛び抜けていたのはそれだけじゃないってすぐに気付いた。
私は初めての練習見学で、あまり選手を覚えていなかったし、その時は新加入選手だらけだったから先入観なしに全体を見てた。
何度も目に留まるその選手は茶髪でロン毛のユウヤだった。
それからずっと練習に通う事になったわけだけど・・・
ある日、茶髪でロン毛のユウヤがいなくなった。
坊主になっていたのだ!!
なんだか国見高校のサッカー部の生徒みたいだな、と思った。
今思うとそれがユウヤが長崎のユウヤになる第一歩だったんだろう。
かもめ広場の時はすでに坊主だったね。
ユウヤのリフティング、最近見れないけど楽しそうにやってる姿を見るのが好きです。
そしてkyuが開幕して、私はホーム開幕でユウヤのゴールを決めた時のあのパフォーマンスを目の当たりにする事となった。
同時に私の心もガッチリと掴んで離さなかった。
共に戦う日々は幾多も過ぎたけど、一番忘れられないあの日・・・
北九州での集中開催、二日目のロスタイム弾。
今でもあの光景は鮮明に思い出せる。
試合後には皆がユウヤの元へ駆け寄り、喜びと愛を表現した。
少し目がウルウルしてたね。
そういえば、まだあの頃はユニフォームの下にベルマーレのユニフォームを着てたとか・・・
それを聞いた時、なんか無性に悔しかった。
私達は絶対自分から脱がしたろ!って思ってたんだよ。
今は着てないやろ?
だってもう長崎のユウヤやけんね。
もう誰も「元ベルマーレの」とか「湘南から来た」とか言わない。
長崎のユウヤと皆歌う。
練習の時は「こんにちわ」「こんばんわ」「お疲れ様でした」くらいしか話した事ないね・・・
いつだったかユウヤから「また来て下さい」って言われた時凄く嬉しかった。
甥っ子にも優しくしてくれてありがとう。
子供には凄く優しくて、触れ合ってる時本当に楽しそうだった。
自分の子供は向こうに残して本当は会いたいだろうに・・・
スーパーでバイトを始めたと聞いた時も本当にびっくりしたよ。
でもインタビューでその事を「恥だと思わない」とか「今はサッカーが楽しくて仕方ない」みたいなコメントを見た時に安心した。
ずっと長崎にいて欲しいって思った。
それから、皆が全社で秋田に行ってる時、ユウヤは温存だか何だか残ってたね。
あの日練習を見て帰ろうとしてる時に、一度車で帰ったユウヤを小林さんが呼び戻した。
何事だろうと思ってたら、その日のうちに加藤くんと共に東京へ飛んで次の日秋田入りとの事だった。
「勘弁してよ~」と言う割りには楽しそうな顔をしてるのを私達は見逃さなかったよ!
「優勝して来ます」
そう言ったユウヤは凄く頼もしくて、優勝して来なくてもその言葉を聞けただけで嬉しかった。
しかも宣言通り優勝するんだもん。
秋田での活躍は見れんかったけど、ユウヤがどんなプレーをしてどんな喜び方をしたのか私達は安易に想像出来た。
PKの時にGKを嘲笑うかのようにチョンって蹴って決めてニヤッて笑う所が好きだ。
いつかの練習でユウヤのスーパープレーに皆が声を上げて褒め称えた。
その反応にユウヤは満足そうで笑顔だった。
島原ラウンドで、試合後にウチらの所に来たユウヤはわきさんの作った弾幕を見て、
「どうやって作ったんですか~?」と興味深々だった。
「これ僕ですか?」
と聞いたユウヤに誰かが言った。
「お前以外おらんやろ」
その言葉にこの上ない笑顔を浮かべるユウヤ・・・
その笑顔をまた見せて!
ユウヤの弾幕は来年も一番目立つ所に張るとばい。
皆ユウヤのプレーを楽しみにしとるけん。
またkyuリーグだけど。
もちろん優勝で行くやろ?
また沖縄だろうと志布志だろうとどこまでも行くけん。
練習だって見に行くよ!
ね、ユウヤ。
そこにはユウヤがおらんといかんけんね!!
また一緒に戦おうで!!